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徒然一言 2003年9月12日
「自民党総裁選挙」



 今月8日に自民党総裁選挙が告示され、小泉純一郎、亀井静香、藤井孝男、高村正彦の四氏が立候補しました。皆さんは、どのようにこの総裁選を見ておられますでしょうか。
 既に、小泉純一郎氏の再選で流れができているようです。消化試合とも言えるこの総裁選に、多くの国民が冷めた見方をしているのではないでしょうか。派閥解消と言いながら、自身は森派バリバリの小泉総理を筆頭に各候補も各派閥をバックに総裁選を展開しています。野中広務氏と青木幹雄氏の分裂によって橋本派が分裂したのも、派閥解消の動きとする見方もありますが、これは単に小泉総理が他の候補よりも選挙の顔として見栄えがいい、という日和見的な支持が集まっているだけの話です。
 さて、それでは小泉総理が引き続きこの国を担っていくだけの見識と政策を持ち合わせているのかどうか、ということが大きなポイントになります。私の考えは、一貫して「ノー」です。最大の理由は、小泉総理が自身の内閣の仕事に対する評価を棚上げしていることにあります。株価は若干持ち直しているものの、就任当初の14,000円台には依然として程遠く、特に中小企業を取り巻く環境は、厳しいものがあります。経済問題に限らず、この国会だけでも、国立大学の自治を脅かす内容の国立大学法人化法案を無修正で通し、イラクへの自衛隊派遣へとつながるイラク特措法を通し、行政改革も実態は掛け声倒れに終始しています。この実績を無視して、奇麗ごとを並べる小泉総理に引き続きこの国の舵取りを任すことはできません。
 一方で、そうした国民感情を払拭するだけのインパクトを、他の候補は持ち合わせていません。亀井静香氏も、「小泉総理が再選されるようなことがあれば、この国の未来はない。」などと言いながら、我々が前国会で提出した内閣不信任案に同調することはありません。もし彼らに本当にこの国を改革する勇気があるのであれば、本気で小泉内閣を倒閣するチャンスである内閣不信任案に同調するはずです。藤井、高村両氏に至っては、まだまだ軽量感が否めないのが正直な感想です。
 要は、自民党ではもはやこの国の再生は図れない、ということです。国民に十分な期待感と安定感を持ってもらえる政権構想を私たちが掲げ、政権交代を成し遂ることによってでしか、日本再生はありえません。今後より一層気を引き締めて、活動していく所存です。
 皆さんの、忌憚のないご意見をぜひとも私までお寄せください。


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